図書館でアランニットの本を2・3冊借りました。
アラン模様には意味が在るのは知っていたのですが
その模様にもちゃんと意味があるのを本で改めて知りました。
■アランニットについて
アイルランドには3つの小島があります。それが「アラン諸島」です。
アラン諸島は漁業が主な産業です。(農業はジャガイモが主)
大漁と無事を願い、その島の女性たちが漁師に編んだセーター
それがアランニットの発祥とされているそうです。
又、このアランニットは各家庭で模様が少しずつ異なっており家紋的
役割を果たしていたようです。万が一遭難したとき備え、誰であるか
判断する材料になっていたようです。
防水と防寒が目的ではあるものの、荒れ狂う波を分け入る漁師たちの
無事を願うのは必然ですね。
■アランニットの模様
自然や暮らしをモチーフにしたとても美しい模様ですね。
古本屋さんで買った棒針模様(相当古い)にもアラン模様があり
いつ見ても綺麗で美しい模様と。♪\(^-^*)
これが編めたら言うことなしですね。
ケーブル(網)、ハニカム(蜂の巣)、ツリーオブライフ(生命の木)など
多種多様な模様があり、それら全てに意味が込められています。
■アランニットの模様(一例)
・ケーブル(網)
漁師の命綱、農作物を束ねる綱など大漁や安全を表すそうです
縄編交差は、結婚や子孫の繁栄を意味するとも
・アランハニカム(以前この模様で初めてセーターを編んだ)
勤勉な働き蜂=仕事の象徴で、漁で使う網を広げたときの情景とも
・生命の木
すくすくと伸びてゆく樹の幹と枝を表わした模様で長寿と子孫繁栄の
願いが込められているそうです。
・ダイヤモンド
富や財宝の象徴で結婚生活や人生の浮き沈みを表すそうです。
それらの本を見ている内にどうしても編みたくなった模様
それが「生命の木」です。
何度も何度も編み方memoを書いは試し編みを繰り返しました。
試し編みなんて今までになかったことです。
自然がとても好きです。リーフはもちろん、花なども表編みと裏編みを上手く
組合せると多種多様な模様になるでしょうね。想像力がどんどん膨らみますよ。
この後、初めて「生命の木」でマフラーを編んでみました。
初チャレンジした短めマフラー掲載できるかな。\(^-^*)